JR東日本の労組である「JR東労組」の機関誌によると、E3系新幹線「つばさ」のうち(東北新幹線区内における)定期列車・臨時列車は原則的に併結運転のみとすることが明らかになりました。
事故対策
この話は、2024年3月に発生した過走事故が発端となっています。
2024年3月6日の朝7時27分頃、121B列車(つばさ12号新庄行き、E3系L66編成単独の7両編成)は、郡山駅12番線に到着する際、ブレーキが効かずに所定位置から520m行き過ぎて停車。結果的にオーバーラン事故となりました。
また、駅進入時に速度が145km/h出ていたことで、ポイントを所定速度よりかなり高速で通過し、旅客1人が軽いけがをなされています。
E3系は2026年春までに、新形式であるE8系へ置換えられることが決定しており、順次撤退していく模様です。
関連リンク
参考文献
JR東労組「新幹線協議会ネットワーク No.24 幹本申12号「新幹線の安全を脅かす事象への徹底した原因究明と対策の実施を求める」 緊急申し入れ 継続議論を行う!」
東日本旅客鉄道株式会社「東北新幹線 郡山駅構内 つばさ号が停止位置を大幅に行き過ぎ停車した事象の調査結果と対策について」