事故で破損し動向が注目されていた、「銀釜」ことJR貨物のEF81-303号機が復活するとNHKが報じています!
歓喜
銀釜は、関門海峡を渡るために特別にステンレスで製造されたEF81形機関車です。
塩害を防止する為にステンレス地がむき出しになっており、その容貌から「銀釜」の名前で親しまれています。
一般的なEF81形は鋼製で、このように塗装が行われています。
銀釜は元々今年度中に廃車予定でしたが、運悪く2024年9月にJR鹿児島本線 松崎踏切で起きた踏切事故の影響で車両が損傷。
後継であるEF510形「銀釜」が製造されていることもあり、そのまま廃車とする予定だったそうです。
…しかし、
・機関車自体の人気が高い
・貨物輸送の需要が高まっていること
・修理は思ったほど大変ではない
などの好要素も重なったことから、奇跡の復活劇となりました…!!
運行再開日はまだ未定ですが、12月5日に修理を、9日に検査を終えたとのことですから、近日中に再び姿が見られそうですね。
関連リンク
参考文献
- 日本貨物鉄道株式会社九州支社『今しかできない EF510 形式 300 番代大集結!㏌門司機関区の開催について』
- NHK「「銀釜」の愛称で人気の旧国鉄時代の電気機関車が復帰へ」