ちょっとびっくりですよね。
このポストを投稿したところ、みなさん驚かれていたのでこちらでもご紹介します。
「特急街道」だった北陸本線
北陸本線は、かつて米原~直江津間の353.8kmを擁する、まさに「本線」にふさわしい路線長を誇っていました。
沿線には福井・石川・富山・新潟の主要都市があり、様々な特急が行き交う「特急街道」であったのは記憶に新しいところです。
平成年間だけでもこんなに数多くの特急/急行が走っていました。
・雷鳥
・スーパー雷鳥
・サンダーバード
・しらさぎ
・はくたか
・北越
・白鳥
・かがやき
・きらめき
・トワイライトエクスプレス
・日本海
・北陸
・きたぐに
京阪より短く
しかし、北陸新幹線の開業で第三セクターへの分離が進み、現在は米原~敦賀間の僅か45.9kmと、京阪本線(三条~淀屋橋)の49.3kmにも満たない路線長となっています。
・京阪本線 49.3km(淀屋橋~三条)
・京急本線 56.7km(泉岳寺~浦賀)
・近江鉄道本線 47.7km(米原~貴生川)
・北陸本線 45.9km(敦賀~米原)
特に、同じ米原を起点とする近江鉄道本線よりも短い”本線”になっているのは驚きですね。
かろうじて北陸である敦賀市(敦賀・新疋田)を通ることから、実情とあっていない名前ではないのですが、だいぶマイクロナイズされてしまいました…。
ちなみに、JRで日本一短い「本線」は北陸本線…ではなく、北海道にある留萌本線(14.4km)だそうです。