阪神電鉄は、2025年2月22日にダイヤ改正を実施すると発表しました。
昨今では珍しく、かなり攻めの姿勢が見えるダイヤ改正となっています!
概要
主な内容については以下の通り。
・三宮行き終電を繰り下げ。JR・阪急の中で阪神が最も遅い出発に
・平日データイムの快速急行を毎時2→3本へ増発
・神戸行き快速急行の所要時間を2分短縮
・データイム~夕方の阪神なんば線「普通」を10分間隔へ均一化
(それまでは10~13分とバラバラ)
・急行/御影行きの復活
なんですかこの強いダイヤ改正は…??
①終電延長
現状の大阪→神戸間の終電は
JR:0:04
阪急:23:45
阪神:0:00
で、JRが最も遅い出発でした。
ところが改正後は阪神が0:15発となることで、阪神が最も遅い出発となります。
②万博関係
今回のダイヤ改正では、はっきりと「万博」のワードを明示した阪神電鉄。
万博会場である夢洲へは、なんば線の九条で大阪メトロ中央線に乗り換えとなりますが、この兼ね合いで全体的になんば線を意識したダイヤが出来ています。
・普通を10分間隔に均一化
・快速急行を増発(その代わり西宮行き急行を減便)
運転イメージ。
これまでは西宮行き急行として運行されてきた便を尼崎行きに変更し、尼崎で難波方面からくる快速急行に連絡します。
③その他
この他、珍しい「急行/御影行き」は、現在運行されている急行甲子園行きを延長する形で実現。
かつて2016年~2022年の間に存在した種別・行先でしたが、ダイヤ改正で甲子園行きとなり影を潜めていました。3年ぶりの復活となります。
関連リンク
参考文献
阪神電気鉄道「2025年2月22日(土)にダイヤ改正を実施します」