日本車両、株主向け工場見学イベントを実施。いくら必要?

日本車両、株主向け工場見学イベントを実施。いくら必要?

JR東海傘下の日本車両は、鉄道車両事業の生産拠点である豊川製作所の見学会を実施すると発表しました。

但しこれは株主限定で、1単元(100株)以上を保有する株主を対象に、30名程度の定員で募集するようです。

 

いくら必要?

必要なのが100株ですから、これを書いている12月2日の株価(2,244円)で換算すると22万4400円が必要となります。

※価格は毎日変動します。

ただ、今から購入しても対象とはならず、2024年9月30日(15時)の時点で日本車両の株を持っていた方が対象となります。

製造中の様々な車両が見れるのは羨ましいですねぇ…。

 

日本車両の規模感

日本車両の豊川製作所は、JR東海の新幹線などを中心に、日本中の鉄道製造を手掛けるメーカーです。

同じ愛知県の名鉄車両はもとより、最近では小田急ロマンスカー・京成スカイライナー、親会社であるJR東海のHC85系、315系なども手掛けています。

規模としては、世界的にシェアを握る日立製作所と比較すると小さいですが、日本の高速鉄道の主力である東海道新幹線車両を製造しているだけあり、第3位のポジションのメーカーです。

【参考】日本の鉄道車両メーカー売上高

日立製作所(鉄道部門)…8561億円
川崎重工業(川崎車両)…1959億円
日本車輌製造…979億円
近畿車輛…431億円
総合車両製作所(J-TREC)…377億円

 

関連リンク

「電車はどこが作ってる?」鉄道車両メーカーを比較してみる【業界研究】

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参考文献

日本車輌製造「株主様向け工場見学会を開催します

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