阪神電鉄は、1977年から運行されてきた普通用車両5001形を、2025年2月をもって運行終了・引退させると発表しました。
具体的な日取りについてはまだ調整中のようで、2025年1月上旬に発表があるとのことです。
当初では2023年度中の全廃を予定していましたが、1年ずれこみ2024年度中ということになりました。
阪神優勝を見届けて…
5001形は1977年に導入された、阪神本線の普通用車両「青胴車」です。
駅間の短い阪神本線に対応するため、加速力に重点を置いた電車となっています。
2023年の阪神タイガース優勝時には、唯一ヘッドマークを掲げて運行された電車でもありました。
日本一加速が早い電車
ちなみに5001形の起動加速度は、現在でも日本一の数値「4.5lkm/h/s」を誇っており、この数字は後輩の5500系や5700系も追い抜いていません。
【起動加速度ランキング】
1位:阪神5001形(4.5km/h/s)
2位: 阪神5700系「ジェットシルバー」(4.0km/h/s)
札幌市営地下鉄5000形
箱根登山鉄道3000形「アレグラ」
愛知高速交通100形「リニモ」
3位:京急2100形(3.5km/h/s)
京成3100形・3700形など
JR九州 305系、303系K03編成
77万で貸切(1名可)
阪神電鉄では、5001形の引退を記念した各種イベントを予定しています・
・ミステリー列車(参加費:20,000円、12/21)
・貸切列車プラン(貸切代金:77万円)
驚くべきことに、貸切代金77万円を払って3時間程度自由に5001形を動かせるプランまで用意されています。
しかも参加者は最大100名、最小1名でも可能というから尚驚き。
漢っぷりを見せ、1名で77万を支払われる方とかいらっしゃるんでしょうか…笑
関連リンク
参考文献
阪神電鉄、阪神ステーションネット「青胴車 5001 形が 2025 年 2 月に引退します ~感謝の気持ちを込めて各種イベントを開催~【第 1 弾】特別なミステリーツアーと貸切列車プランを実施します」