2024年11月17日に行われた宇都宮市長選挙は、現職であり宇都宮ライトレールの延伸に積極的である佐藤栄一さんが6度目の当選を果たしました。
4人の立候補者数の中で、次位の59,009票を上回る85,860票を獲得しています。
賛成派が圧倒
佐藤氏は、在任中に宇都宮ライトレールを建設・開業させた市長さんです。過去2度の選挙でも反対派から対立候補が出ましたが、いずれも佐藤市長が勝っています。
今回の選挙でも宇都宮ライトレールの宇都宮駅西部延伸を訴えており、ライトレール延伸の民意が承認された形になりました。
また、次点であった毛塚幹人さんも宇都宮ライトレール延伸に関しては賛成を訴えており、賛成派の2人を合わせた票数は14万票(90%)を超えており、反対派だった他2人の1.5万票とは大きく差がついています。
立候補者名 | 票数 | 宇都宮ライトレールへの考え |
---|---|---|
佐藤栄一 | 85,860 | 延伸に賛成 |
毛塚幹人 | 59,009 | 延伸に賛成 <出典> |
荒木大樹 | 8,403 | 延伸に反対 <出典> |
上田憲一 | 7,358 | 延伸に反対 <出典> |
宇都宮ライトレールは今後2025年度内に特許申請、翌2026年から宇都宮駅西部地区への延伸工事を予定していて、2030年前半に開業させる構想があります。