2024年11月2日、近畿車輛で製造された伊予鉄道向けの新型車両7000系が、愛媛へ向けて甲種輸送されていきました。
吹田までの牽引を担当したのはDD200形の14号機で、2編成(7301F+7302F)をまとめた6両が輸送されていったようです。
尚、途中経由する愛媛県の鳥越トンネルを通過する関係で、パンタグラフは取り外して輸送されたようです。
鳥越トンネルは予讃線の箕浦駅 – 川之江駅間にあるトンネルで、断面が小さいことが特徴です。
この関係で、ここを通過する車両は高さが通常車両よりも低くする必要があり、8000系などはこの対策を行っています。
7000系の概要
出典:伊予鉄道 1)
車両はステンレス製で、貫通扉がなく丸っこいデザインは韓国の電車のようなスタイル。鉄道線への導入で、610系以来30年ぶりの新型車両となります。
残念ながら前面にはカバーが被されており、イメージリリースで掲載された精悍な顔は拝めなかったようですね。
2025年2月から2027年まで毎年6両(3両編成x2)が導入され、合計6編成が導入予定となっています。