撮影:もぐら様
西武鉄道で活躍していた2000系2451F・2453Fの2編成が、甲種輸送されて近江鉄道の近江八幡駅までやってきた模様です!
以前から噂されていますが、近江鉄道への車両導入でしょうか…?
2000系の譲渡回送は初めてとなります。
撮影:もぐら様
列車は、10月19日の明朝に小手指車両基地を出発。EF65形2070号機の牽引で、東海道線を経由して彦根車両区まで輸送される予定です。
機関車付け替えの為、一旦京都貨物駅まで走ったようです。
西武と近江の深い関係
近江鉄道は、長らく西武鉄道との関係性が深く、近代は車両の多くを西武鉄道からの譲渡車で賄ってきています。
2016年には西武鉄道が100%株式を買い取り、完全子会社となりました。
西武グループ(コクド)創業者の堤康次郎氏が滋賀県出身で、この縁から西武と近江鉄道の関係性がスタートしています。
現在運行されている主力の900形や300形、初代あかね号こと700系に至るまで、ほぼ全ての車両に元西武鉄道の車両が用いられています。
この前例から見ても、今回の2000系導入は理にかなったものといえますね。
ただ、昨年11月に開催された滋賀県の委員会によると、新車はVVVF形車両の導入を検討するとしていましたが、2000系はこの条件に合致していません。
条件が合わなかったのか、それとももう少し先の展望の話だったのでしょうか…?