JR四国の松山駅が、今日で最後の日を迎えました。
と言っても駅がなくなるわけではなく、明日からは高架ホームでの営業を開始します。
2代目松山駅駅舎
ー最終日ー
71年間お疲れさまでした#2024年9月28日#ドット絵 pic.twitter.com/nV4QJ7zSJt
— JR四国 松山駅 【公式】 (@jrs_matsuyama) September 28, 2024
現地では粋な演出も行われているようですが、当然大阪住みの私は行けないので、過去に行った松山駅の写真をピックアップして思いを馳せたいと思います。
往年の松山駅
松山駅は3面3線式の地上駅でした。
国鉄式らしく、駅改札に直結する1番線と、独立した島式ホームの2・3番線が設置されています。
1番線は長距離列車が発着していた名残なのか、かなり長いホームとなっており、それを活かして縦列停車…要は特急同士が同じ1番ホームで乗り換えできるようになっています。
左は岡山・高松からくる特急「しおかぜ」、右は愛媛西部へいく「宇和海」です。
この頃は、2000系のプロトタイプ「TSE」もまだ運用されていました。
利便性が良い事もあり、1番線は特急以外にも色々な電車がやってきていました。
写真は伊予西条行きの各駅停車です。
3番ホームの様子。こちらはあまり電車が入っていなかったように思います。この時は8600系の試運転電車がやってきていました。
宇和海は基本的に2000系が運用されていましたが、現在はN2000系の運用となっているようです。
現在の松山駅舎は2代目で、1953年に完成したものです。
松山運転所
松山駅には、駅西部に「松山運転所」という留置線が広がっていました。キハ185系・キハ31系や…
先程のTSEもここで留置されていました。フレキシブルに運用されていたようです。
松山駅高架化に先立ち、一足先(2020年)に南伊予駅付近へと移設され、今はもう見ることが出来ません。
明日から高架化する松山駅。
この時は道後温泉へ訪れる際に利用しましたが、次はいつ行けるでしょうか…