南海難波駅隣に位置するショッピングモール、なんばパークスの目の前には「パークス通」という道路があります。
中央区難波西口交差点から、浪速区戎本町に至る約1kmほどの小さな道路です。2031年にはこの地下を南海電鉄の新路線(なにわ筋連絡線)が通ることになっています。
一企業の、ましてや建物の名前から道路愛称が名付けられるというのはあまり聞いたことがないので、どういう道路なのかがすごく興味深かったのですが、Wikipediaなどを参照してみてもここだけ特に記載がないので、気になっていました。
区長権限で名付けられる道路
色々調べてみると、次のような資料がありました。大阪市の道につけられている愛称は、以下のイベントの時に
(1)1969年(昭和44年) ・市電全廃、万国博覧会の前に16路線の愛称を公募。
御堂筋・長堀通など、現在の地下鉄路線名にも用いられている「伝統的な」愛称名(2)1983年(昭和58年) ・大阪築城400年祭りを前に愛称を追加公募。
十三筋・長居公園通など、現在もよく親しまれている道路愛称名(3)1995年(平成7年) ・なみはや国体を前に愛称を追加公募。
城見通・勝山通など、昔からあるように見えて比較的最近な道路愛称名(4)愛称道路以外の道路<(1)~(3)以外>
・大阪市内の各区長からの要望により設置。現地に名称の入った標識あり。高麗橋通・道修町通など大阪の伝統的な通り名から、今回ご紹介したパークス通や区民ホール通などの「どこやねん」とツッコミどころ満載な道路まで
参考資料:http://www.osaka-kentei.jp/pdf/2016/osk_houkoku2016_04_04.pdf
この4番目の道路については、大阪市区長の判断レベルで設置することが出来たようです。まさか「区民ホール通」なんて一見どこかわからない道路名までOKとは…笑
「なにわ筋線」がこの道路に建設される
裏に何やら書いていますが、
製造年月日:平成23年10月
反射シート:スコッチライト印 ハイインテンシティ・グレード
製作メーカー:光和産業株式会社
請負業者:光和産業株式会社
とあります。
パークス通の起点、戎本町交差点。将来的にこの上を南海なにわ筋線が通ることになります
ここから一気に地下に潜るんでしょうねぇ…阪神高速に合流するまでに潜らないといけないのでかなりの急勾配になりそうです。
なにわ筋線の詳細については、以下のリンクからどうぞ!