【JR九州】水戸岡デザインでない「新D&S列車」が由布院に2024年デビュー

【JR九州】水戸岡デザインでない「新D&S列車」が由布院に2024年デビュー

JR九州は、2024年春に開催される福岡・大分デスティネーションキャンペーンに合わせ、久大本線を走行する新しいD&S列車の運行を開始すると発表しました。

【追記】新列車の名前は「かんぱち・いちろく」となりました。

現在「ゆふいんの森」が運行されている区間になります。

D&S列車とは

端的にいうと観光列車のこと。JR九州は観光列車をD&S(デザイン&ストーリー)列車と定義して運行しています。
「ゆふいんの森」をはじめ、「あそぼーい!」や「36ぷらす3」などが運行されています。

 

新D&S列車の概要

新D&S列車のコンセプトは「ゆふ高原線の風土を感じる列車」 。

博多から久大本線を経由し、由布院・別府駅までを結びます。

現在の「ゆふいんの森」では博多から由布院まで2時間、別府までは3時間ですが、この新しい列車では敢えて別府まで5時間をかけてゆっくりと走るのが特徴です。

列車は全席グリーン車で、は、久大本線沿線の食材を中心に福岡・大分両県の魅力が詰まった弁当が用意されます。

 

今回のポイントは、長年JR九州のデザイン監修を務めてきた水戸岡鋭治氏のデザインから脱却し、新たに株式会社IFOOがデザインを担当する点です。

株式会社IFOOは鹿児島県に所在する企業で、鉄道関係ではこれまで霧島神宮駅の改修工事も担当しています。

車両は「いさぶろう・しんぺい」で用いられていたキハ125形・キハ47形を再改造する模様で、3両編成の列車となります。真ん中の2号車はラウンジカーとなり、1・3号車にそれぞれ30席程度が設けられます。

【車両組成】
[キハ47]-[キハ125]-[キハ47]

現在はまだ新車のデザインなどは発表されていませんが、どのような車両ができるのか、楽しみですね。

 

キハ71系はどうなる?

冒頭でも書いたように、現在この区間には「ゆふいんの森」が運行されています。

このうち「ゆふいんの森1世」を担当するキハ71系は、改造工事を1989年に行っているものの、これは元々キハ58系を改造したもので、車両自体は1963年製造(今年で60年)とかなりの経年度合いを迎えています。

【参考】キハ71系「ゆふいんの森」の車歴表

キハ71-1キハ70-1キハ70-2キハ71-2
1970年5月製造1964年2月製造1963年6月製造1970年2月製造

 

3度のリニューアルを行って現在も第一線で運行されているものの、今回の新D&S列車の発表でやや先行きが怪しくなってきましたね…。

「ゆふいんの森」の置き換えとして運行されるのか、それとも両車両を存置してどちらも運行されるのか、注目です。

 

関連リンク

特急『ゆふいんの森』の時刻表・運用車両まとめ | 2023年3月改正版

特急「ゆふいんの森」は途中の駅から乗れる?降りれる?

参考文献

  1. 九州旅客鉄道「~ゆふ高原線の風土を感じる旅~新 D&S 列車デビュー」、2023年5月10日
  2. 日本経済新聞「JR九州、24年春に新観光列車 博多―由布院・別府間
  3. 九州旅客鉄道「~ゆふ高原線の風土を感じる新たなD&S列車~列車名決定!特急「かんぱち・いちろく」」、2023年10月26日

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