最近投入されているJR東海のN700S系。
この座席において「東京裁判で大川周明から見た東條英機の頭」に見える部分があるという、歴史好きがニヤリとするような表現が話題になっています。
東條英機とは
戦時中の元内閣総理大臣。戦争の指導者としてよくやり玉に挙げられ、歴史の教科書でも出てくるスキンヘッドの軍人。
<詳しくはWikipedia参照>
頭だ…
それがこちら。
N700S系の座席の持ち手部分をよーく見てみましょう…
……
…こ、これだぁぁ!!!!
右側頭部に耳らしきものもありますし、人間のスキンヘッドの頭に見えませんか???? 叩きたくなってきました
この叩きたくなる頭を、実際に法廷で叩いた歴史上の有名な人物が大川周明という思想家です。
戦時中「扇動的な本を書いて右翼団体を結成した」「満州を奪取できるように陰謀をめぐらした」などの罪で戦後にGHQによって逮捕。東京裁判(極東国際軍事裁判)で起訴されました。
上の動画が裁判時の映像なのですが、前に座る東條英機の頭を叩いています。
この有名な映像を、N700S系の持ち手(グリップ)に関連付けた歴史的な教養を持った人物によって広められていきました。
全く関係のないこの2者を繋げた方、本当にすごいですね…。
皆さんもN700S系に乗車した際には、是非一度見てみてくださいね(笑)
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