京阪電気鉄道で使用される9000系電車の編成表です。
2022年現在、寝屋川車両基地において5本が配置されています。
所属車両基地:寝屋川車両基地
運用路線:京阪本線
7連
元々は8両編成でしたが、2015年頃から9600形を抜いて7連化。9100形が電装解除されて9700形へ改番されています。
抜かれた9600形は、登場時期が近い10000系に編入・改番されています。
編成名 | 基本編成 ←出町柳 | 淀屋橋→ | 竣工 | メーカー | |
---|---|---|---|---|
9001F | 9001 Mc – 9501 T – 9701 T – 9151 M – 9551 T – 9651 T – 9051 Mc | 1997.1 | 川崎重工 | |
9601 T
| 2016年に 10701へ編入 | |||
9002F | 9002 Mc – 9502 T – 9702 T – 9152 M – 9552 T – 9652 T – 9052 Mc | 1997.2 | 川崎重工 | |
9602 T
| 2016年に 10751へ編入 | |||
9003F | 9003 Mc – 9503 T – 9703 T – 9153 M – 9553 T – 9653 T – 9053 Mc | 1997.3 | 川崎重工 | |
9603 T
| 2017年に 10702へ編入 | |||
9004F | 9004 Mc – 9504 T – 9704 T – 9154 M – 9554 T – 9654 T – 9054 Mc | 1997.3 | 川崎重工 | |
9604 T
| 2017年に 10752へ編入 |
編成略記号の解説 M…電動車 T…付随車 c…制御車(運転台がある)
8連
一方、9005Fのみが現在も8連で存置されています。
編成名 | 基本編成 ←出町柳 | 淀屋橋→ | 竣工 | メーカー | |
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9005F | 9005 Mc – 9505 T – 9605 T – 9105 M – 9155 M – 9555 T – 9655 T – 9055 Mc | 1997.6 | 川崎重工 |
編成略記号の解説 M…電動車 T…付随車 c…制御車(運転台がある)
ギャラリー
元々、9000系は京阪特急の枚方市駅停車にあわせて登場した車両です。
登場当初は水色のラインカラーを纏っており、他一般車との差別化が図られていました。
ラッシュ時用の特急列車、および急行~普通まで幅広く使える特急車と一般車の中間的立ち位置…いわば特急兼用車として登場。
車内は固定のクロスシートで、車体真ん中を境目にした座席配置でした。
しかしながら、ダブルデッカーやゆったりとした転換クロスシートなどの豪華な設備を兼ね備える特急車(8000系)との格差の違いが顕著で、京阪間の利用者には不評でした。
また、同じポジションでより豪華なグレードを兼ね備えた3000系の登場もあり、2008年から他一般車と同じオールロングシート車へと格下げ改造が行われました。
2002年にはこれに先んじ、9005Fの4両がロングシート車となっていました。
新塗装化により、水色のラインカラーを巻いて差別化を測っていた外観上の変化もなくなり、現在は他の一般車と同じ扱いで運行されています。