愛知機関区に設置された赤い熊「DF200形」をやっと見てきました

愛知機関区に設置された赤い熊「DF200形」をやっと見てきました

JR貨物のDF200形は、非電化区間向けのディーゼル機関車です。

1992年から投入が開始されて以来かなりの時間が経過していますが、長年北海道地区のみへの配置ということでなかなかお目にかかれず、写真もない状態でした。

しかしながら2017年頃に愛知機関区へ進出し、関西からでも非常に撮影がしやすくなりました。

ということで、念願のDF200形を存分に撮影してまいりました!!

 

四日市駅のボロさ…

やってきたのはJR東海の四日市駅。

三重の中心市街地を兼ねる近鉄の四日市駅とは異なり、随分ボロい寂れた雰囲気ですね…。

近鉄の四日市駅とは、乗降人員において10倍近くの差があるそうです。

そんな四日市駅にはJR貨物の四日市貨物ターミナルが併設されており、駅構内から貨物列車を楽しむことが出来ます。

構内にはあまり見ない手動転轍機(ポイント)も見られます。一度クイッと押してみたいですね

まずやってきたのは、構内入れ替え用機関車の最新形式であるDD200形。

これまでDD51/DE10形などの古い凸型機関車が担っていた業務を置き換えました。

DE10形とは異なり、ヘッドライトがまさかのスカートに取付という形状となっています。

 

やっとご対面

そして……ついにDF200形が登場です!!!やっと!!やっと会えた!!!

というのも、以前もDF200形を撮りに稲沢まで向かったものの、まさかの顔が見えない位置に留置という悲惨な事態になってしまい、非常に悔しい思いをしたことがあったからです。

それだけに嬉しさで胸いっぱいに!!

轟くディーゼルの音や力強い走り……君がDF200なんだね…(うっとり)

この日は「タキ」と呼ばれる貨車を牽引するようで、黄ヘルの匠の業で連結していました。

タキとは石油を運ぶ貨車「タキ1000形」のことで、日本石油輸送株式会社というところの持ち主のようです。

キの意味は?

タ…タンク車
キ…25t以上

を表します。
つまり24t未満(かつ20t以上)だと、別形式である「タサ」となります。

 

エクステリア

もう二度と撮れないかもしれないので、ここぞとばかりにDF200を撮りまくります。

今回やってきてくれたのは、DF200形の220号機。

2016年に登場した比較的新しいタイプです。

いや~それにしても一挙一動がカッコいい。

通過駅でなくターミナルである四日市駅でたっぷりと見れることもあるのでしょうが、小さい頃にここに通っていたならば大阪メトロファンサイトでなくJR貨物ファンサイトをやっていたかもしれません。

ディーゼル駆動なので「D」がつき、車輪(動軸)が6つ(片側3つづつ)あるので、「F形」の機関車となります。

よく見るEF210・EF510などの「E」は、電気を意味するElectricから来ています。

車体には知名度が薄い「JRF」マークもしっかりと描かれています。

DF200形の愛称は「RED BEAR」。北海道を駆る赤い機関車をイメージしたのでしょうか…

構内入れ替えの関係で、近くまで寄ってきてくれました!めちゃんこ嬉しい。

ん~機関車に限りませんが、やはり鉄道車両はローアングルが映えますね。ローアングルからこんにちは!!

DF200形の足回りには、空転防止のセラミック(?)噴射機もセットされていました。

DF200形は、主に四日市~塩浜~稲沢方面を頻繁に往復しているようです。

撮りやすいように時刻表をまとめていますので、以下リンクからどうぞ!

 

関連リンク

愛知機関区DF200の時刻表・運用まとめ|2022年3月改正版

【JR貨物】DF200形、老朽化による置換を公示。2024年導入予定

 

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