名古屋駅前の渦巻き「飛翔」、まもなく撤去開始

名古屋駅前の渦巻き「飛翔」、まもなく撤去開始

名古屋へ行ったことのある人なら一度は目にするであろう「名古屋駅前にある、ぐるぐる渦巻きのオブジェ」。

正式名称は「飛翔」といい、1989年に設置されたものだそうです。設計者は伊井伸さん(故人)。

名鉄にあるナナちゃんと並んで名古屋駅のシンボルでもあるあのオブジェですが、2022年6月6日からリニア駅開発の為に解体工事に入るという話を聞いて見てきました。

 

「名駅のぐるぐる」

こちらが飛翔です。

高さ23m、底面の直径が21mあるこのオブジェは、1989年に行われた世界デザイン博覧会に伴い設置されました。

上部から。ステンレスの部分だけでなくアスファルトも渦巻状になっているのですね。

解体工事自体は3月からスタートしていますが、6月6日からは仮囲いを設置して撤去用の足場を設置。7月上旬から本格的な撤去作業が始まるそうです。

また、ささしまライブ地区へ一部が移設されるとのこと。撤去後は広場になるそうですが…少し残念ですね。

 

関連リンク

【名古屋市】「中村区役所行き」が消滅へ。2022年度から4つの駅名変更

【あおなみ線】「名古屋競馬場前」の駅名を3月から変更

 

参考文献

名古屋市住宅都市局リニア関連都心開発部 名駅ターミナル整備室『名古屋駅前モニュメント「飛翔」撤去工事のお知らせ

中日新聞『「飛翔」撤去、6月6日から開始 名古屋市、港区の市有地で保管




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