2022年5月27日16時頃、JR西日本は現在吹田総合車両所に入場している283系(元オーシャンアロー編成)の台車から、長さ112mmの亀裂を発見したと発表しました。
おそらく当該車両は5月10日に入場したHB632編成(付属3両編成)と思われ、和歌山方からの2両目車両にその存在を認めたとしています。
検査員の方、素晴らしい活躍ですね…。
当該車両について
編成名 | 基本編成 ←新大阪 | 新宮→ | 竣工日 | |
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HB632編成 | 9号車 クハ283-503 – 8号車 モハ283-3 – 7号車 クハ282-501
| 1996.7.14 |
当該編成(と思われる)編成表はこちら。この8号車にあたる「モハ283-3」が当該部分のようです。
原因はわかっておらず、対策も現在検討中とのこと。
台車の亀裂自体は稀にある事象だそうですが、今回わざわざプレスリリースを出したということは、今後のくろしおの運行体制に影響が出るのかもしれません。
関連リンク
参考文献
西日本旅客鉄道「台車にき裂が見つかった事象について」