見て下さいこのビジュアル。
N700系の客室に家庭用のダイキンエアコンがついていてめちゃくちゃシュールですよね。
後に教えて頂いたところによると飲食店向けの業務用エアコン「スカイエア」という機種だそうですが、それでも見た目が家庭用のほぼそれなエアコンが、おおよそ新幹線につくはずがないところにあるのはユニークですよね。
N700に家庭用のダイキンエアコンついてるのシュールすぎる pic.twitter.com/Ctzr9DGjqa
— Osaka-Subway.com/鉄道プレス (@OsakaSubwaycom) April 25, 2022
何気なくアップしたところめちゃくちゃバズっていて、更にリプライで「こんな電車にも家庭用エアコンがついています!!」と教えてくださる方も増え、非常に楽しい話題となりました。
とはいえ、何も営業中の東海道新幹線N700系についているわけではありません。
だったら、これはいったいどこのものだと思いますか?
これはどこ?
このシュールな画は、名古屋市にあるリニア・鉄道館で見ることができます。
屋外の展示車両としてN700系X0編成が置かれているのですが、その車内ではエアコンが1車両あたり3つ置かれているのです。
新幹線の電圧は25000Vで動作する設計がなされていますが、流石に博物館でそのような高圧電気を用いることもできないからか、空調だけ後付けしたようですね。
私は見忘れていましたが、室外機も近傍に設置されているようです。
もちろんグリーン車にも設置(笑)
それにしても…
N700系がもう博物館に展示される年なのですねぇ…。
元々ここには117系が展示されていたのですが、屋内へと移設したようです。
X0編成は記念すべきN700系の1本目となる車両で、車番にも試験車両を意味する「9000」が用いられています。
実車でもある家庭用エアコン
新幹線では流石に実例はないですが、実は現役として用いられている鉄道車両には家庭用エアコンを後付けした車両が結構多くあるようです。
例えば…
・函館市交通局の路面電車
・高知の「とさでん交通」
・くろがね線
などなど…