「日本で始めて救急車を配備したのはどこだろう…」とふと調べてみると、意外にも大阪がその発祥地であるそうなのです。
日本赤十字社がこのようにツイートしています。
【日本に初めて登場した救急車】
1932年、日本赤十字社大阪府支部が大阪市内の救急所に配備した救急自動車が、日本で初めての救急車だといわれています。
その後、東京都支部、兵庫県支部でも救急車による路上救護活動が行われました。 pic.twitter.com/vngT8I0OdY— 日本赤十字社 (@JRCS_PR) September 9, 2021
日本初の救急車は…
1931年(昭和6年)に、日本赤十字社の大阪支部が日本で初めて大阪市に救急車を配備しました。
トヨタや横浜市救急救命会などは「日本消防百年史」を原典に横浜市が最初説として書いているようですが、厳密には大阪市へ1年早く導入しているので誤りです。
横浜市のものは「消防機関としては初めて」という注釈が付きます。
この日本赤十字社のツイートは2021年に発表されたもので、新しい情報が反映されていないようですね。
ネット上のものは情報が古いようなので、今回最新の情報を反映させたものを書いておきました。
ちなみに大阪市消防局もその事実を把握していないようで、Facebookには
大阪市内で救急車が走り始めたのは、昭和23年のこと。
と書かれています。
ちなみに
世界初の救急車は、1899年にアメリカ・シカゴのミハエル病院で用いられたものが最初なのだそうです。
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