
能勢電鉄公式のYouTubeチャンネルにて、「能勢電自転車ニキ」が登場しています。
動画自体は、中の人が出演して真面目に抵抗制御車の仕組みについて語っていくというものなのですが、運転課の副長が登場するシーンでまさかの「自転車ニキ」スタイルで登場。ユーモアセンスがあふれる良い動画です。
時代のネットミームに全力で乗っかっていく姿勢、嫌いじゃない(笑)
「自転車ニキ」とは?
この元ネタを話すと、2021年8月に江ノ島電鉄で305型の撮り鉄中に外国人がたまたま自転車で進入。
撮影されていると思った陽気な外国人がノリノリて手を振ったところ、撮り鉄がそれにブチギレて騒動が起きた…というお話です。(詳しい顛末はこちらから)
この方は地元江ノ島でタコス屋さんを経営しているのですが、この動画が広く拡散された結果図らずも店の知名度が急激に上昇。アクリルキーホルダーまで(本人許可の下で)作られるなど、一種のネットミームを引き起こしました。
ちなみに、ニキというのは「兄貴」のことを指すネット用語です。
ネットのトレンドに敏感な能勢電
出典:能勢電鉄「運転士を支える!自動放送装置の秘密【激レア放送も!?】」
実は能勢電鉄の公式チャンネルは、ちょこちょネットミームを挟んできてニヤっとする演出が盛り込まれています。
以前も1700系の放送を紹介する際に敢えて「ドゥワァ!!センナナヒャクゥ!!」とテロップ出しするなど、公式らしからぬフランクさで話題になり、この動画だけ5万4000回再生を記録するなど再生回数アップに寄与しています。
関連リンク
参考文献
1) YouTube「【能勢電鉄公式】のせでんのスゴい制御機器【前編・抵抗制御を徹底解説!】」