撮影:んご様
2021年11月6日、日本車輌豊川製作所で製造されていたJR東海の新車315系C1編成(8連)が完成、豊川から豊橋・名古屋方面へ試運転が行われました。
また、翌日早朝には神領車両区へと回送されています。
走行時の様子。豊橋駅にやってきたのは0:30~35分頃で、5番線に到着後に折り返していったようです。
3形式の置換用
315系は、JR東海地区の新型通勤電車です。211系・213系・311系の更新用車両として製造されることが発表されています。
今年度(2022年3月期)はまず7編成が竣工する予定で、残り4ヶ月で慌ただしい製造本数となりそうです。
行き先表示機については日本語・英語の交互表示。前面は1/1600、側面は1/1000まで幕切れを起こさないという情報があります。
機能・特徴
・現在試験中の「ひだ」用HC85系と同じ台車構造を採用。
・車内案内表示としてフルカラーの液晶ディスプレイを採用
・車椅子スペース、車椅子対応トイレを採用
・非常走行用蓄電装置の採用(非常時に停止するのでなく、最寄り駅まで走行が可能)
・車内防犯カメラを1両につき5箇所設置
・モーター駆動の電力変換装置にSiC素子を導入、211系と比較して35%省エネに
・室内灯、及び前照灯(ヘッドライト)にはLEDを採用
・最高速度は130km/h(313系も同じなので、将来的にはスピードアップ化を狙う?)
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