京阪2200系が、今月に行ったダイヤ改正から全く運用についていないことは以前の記事でご紹介しました。
どうも淀車庫において休車札がかかっているようであり、一部編成については廃車になると噂されています。
何気ない「京阪の日常」だった2200系について、今日は過去の写真を掘り起こして振り返ってみました。
珍運用
中之島線開業前の2262F。この頃になると、天満橋行きとして到着→そのまま中之島線へ試運転で入線…というのを繰り返していました。
また車番がステッカー化されていますが、元々銀色だったのが見づらかったのか黒文字になっています。
行き先表示機の故障で急遽サボが取り付けられた2218。今でもまれに見られます。
後ろ側の2829に至っては真っ白になっているなど、両方が壊れていたようです
2200系は7両編成が基本でしたが、運用が不足すると急遽1両を追加して8両で運転することもありました。
CI変更の一環で新塗装化された2221F。2200系を含めた卵型電車に関しては旧塗装の方が安定感がありますが、こちらもまた良し。
形式的特徴
一口に2200系といえど、実にバラエティに富んだ形態が存在していました。
2223F。テールライトと種別灯が同じな初期更新車と呼ばれるグループです。また、窓枠についても黒のゴムになっています。4編成がこの顔つきでした。
初期更新車の新塗装…は、ちょっと似合っていませんでしたね。仕方ないといえば仕方ないのですが…
3000系(初代)の独立式種別灯を備え、窓枠も銀色になった後期更新車。こちらの方が圧倒的に本数が多く、2200系といえばこの顔でした。
こちらは新塗装でも比較的まだハマっていたように思います。尾灯の幅から受ける顔の印象ってここまで違うんですね…
2270号車は1993年に事故を起こした際、貫通扉を2400系と同じものに交換していました。1編成だけのレアな車両でした。
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