網干総合車両所本所から疎開回送されてきている221系。
先日は森ノ宮にやってきたA1編成をお伝えしましたが、今日は宮原にやってきているA3編成・A15編成をキャッチしたのでお伝えします。
現在、新型の225系投入によって221系に余剰が発生しています。
以前記事にしたように、「大和路快速」などを担当する奈良電車区へ221系を転用、大和路線・おおさか東線から201系を撤退させる準備を行っているものと思われます。
疎開回送とは
何らかの事情で適当な場所にて留置できない場合に、他の場所へと移送する回送のことです。
今回の場合は、225系投入で網干にある車庫がいっぱいになることから、余裕のある宮原へと持ってきたものと思われます。
「大サロ」の隣に
宮原で留置中の221系2本。隣にはブルートレインや大サロ(サロンカーなにわ)が並んでいます。
側面から見てみましょう。あまり宮原へ来ることがない221系がいる姿は珍しいものですね。
車両前面拡大。見づらいですが「A3」と書かれています。一方、奥の車両はA15編成のようです。
この他、A10編成も留置されているようです(確認できませんでしたが…)
221系A編成は5編成が所属。このうち4編成が森ノ宮・宮原へ分散して疎開されています。
残る1編成(A16編成)も近いうちに疎開回送されるのか、それとも網干に留め置かれたままになるのか…注目です。
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