京阪電気鉄道は、磁気定期券の発売を2021年3月19日に原則終了することを発表しました。
定期券利用者の中でIC定期券を使う割合が多くなっていることや、コロナウイルスによる非接触サービスのニーズが強まっていることが背景にあるとのことです。
京阪の磁気定期券は1971年から発行。ちょうど50年の節目にその幕を下ろすことになりました。
例外も
記事タイトルに「原則」と書いたのは、一部例外があるためです。
・身体障害者、および知的障害者割引を適用した定期券購入の場合(希望制)
・京阪線内で連続する区間の2枚以上の定期券が必要な場合
・IC定期券で発売できない区間を購入する場合
・京津線御陵駅発着の場合
最後の「御陵駅発着の場合」のみ磁気定期券が購入できる事情がよくわからなかったんですが、おそらく接続する京都市営地下鉄東西線の定期券と同時併用(2枚同時に改札を通せる)ことが理由にあるものと思われます。
参考文献
京阪電気鉄道株式会社 広報部『磁気定期券の発売終了について』