【横浜市営地下鉄】ブルーライン、新百合ヶ丘に延伸へ…2030年開業を目標

【横浜市営地下鉄】ブルーライン、新百合ヶ丘に延伸へ…2030年開業を目標

横浜市交通局は、主要路線である地下鉄ブルーラインを現在のあざみ野(横浜市)から小田急線と接続する新百合ヶ丘(川崎市)へ延伸すると発表しました。新百合ヶ丘駅と中間3駅を新設する構想で、2030年の開業を目標としています。

路線延長は6~6.5km、1690~1760億円の建設費を見込みます。川崎市多摩地区と新横浜・横浜がつながり、新幹線アクセスの改善にもなります。

新たに設置する駅は、横浜市青葉区嶮山付近、同すすき野付近のほか、川崎市麻生区の3エリアが設置候補地。同区のヨネッティー王禅寺付近に駅を設置する東ルート、王禅寺公園付近を通過する中央ルート、白山付近を経由する西側ルートの3案を検討する。新駅が設置される川崎市では、東ルートが最も整備効果が高い有力ルートとしており、2019年度中に1案を選定する。

ブルーラインの延伸計画については、2014年度に事業化へ向けた基礎調査が開始されていた。2016年には国土交通省交通政策審議会の答申において延伸計画が盛り込まれており、2017年度からは横浜市交通局による調査検討も進められてきた。

延伸区間の開業は、2030年が目標。建設事業や開業後の事業主体は、横浜市交通局が担当する。延伸区間の所要時間は約10分程度とし、1日あたり約8万人の需要を見込む。

出典:https://www.tetsudo.com/news/2037/

 

横浜市内となる青葉区には嶮山付近・すすき野付近に2箇所、川崎市内側はまだルートが定まっておらず、西・中央・東の3ルートを想定、今年度中に確定するとのことです。

川崎市へは横浜市営地下鉄でありながら市境を超えて延伸する形になりますが、川崎市との協議の上で早期開業を目指すとしています。

今回の事業の費用便益比は、償還期間が30年と仮定した場合1.48~1.59、50年仮定の場合は1.83~1.97と採算ベースに載るものと見積もられています。

費用便益比とは

コストパフォーマンスとも。
かけた費用に対して、どのくらい効果があるかをいうもので、数字が1以上なら採算に乗り、その事業は妥当なものとして評価される。参考に、不採算路線と言われる今里筋線今里~湯里六丁目の費用便益比は0.92で採算に乗らない為に着工されない。

 

累積損益欠損解消年は25~30年、 累積資金不足解消年は33~36年を想定しています。




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