子供虐待通告、大阪が4年連続全国ワースト 最多の9305人、府警まとめ https://t.co/BIN1PobJLL
— 産経ニュース (@Sankei_news) March 9, 2018
大阪府警から児童相談所(森ノ宮にあります)へ子供の虐待通告があった数が過去最高の9305人…という記事がありました。
多分産経新聞側もこれまでの慣例に伴ってこういう書き方をしているのだと思いますが、こういうケースの場合、「ワースト1」という書き方は不適切です。
通報を受けた児童相談所および大阪府警が、それを隠さずにしっかりと対応している点については評価すべき点だと考えます。
こういう「数」だけで見た報道がまかり通ってしまうと、役所側が統計上の数字を減らすために事件の隠蔽を始めます。
虐待の通告数が多いことを「ワースト」と言ってはいけません。市民の皆様が虐待の疑いを見逃さず、勇気を持って通告した数が全国一なのです。そして、この大量の通告に大阪児相がよく対応しておられると評価しないと。虐待通告数を低く出すために虐待と認定しないようになる自治体が出たら地獄ですよ https://t.co/zp3Nl50AWo
— 子どもと大人の精神科医 (@yukichildpsy) March 23, 2019
https://twitter.com/OsakaSubwaycom/status/1109661557804265477
…と思っていたんですが、産経新聞の記事のリプライに連なる意見を見て少しだけ安心しました
ワースト?
— ななこ (@7738A) March 23, 2019
周囲が虐待を見逃さず、きちんと通報してるから数が増えるんでしょ?
通報されて表に出ることが大事でしょうに。
— わかばマーク@万年初心者狩人 (@info_wakabamark) March 24, 2019
通報数が少ないところが本当に虐待も少ないと思いますか?そうやって表面しか見ないから虐待される子供増えるってわかりませんか?
このように、「それは違うだろ」という批判が続出。
こういうのは長らくマスメディア側の言ったもの勝ちでしたが、インターネットのおかげで批判意見を他人と共有出来、マスメディア側も軌道修正をせざるを得なくなってくる。
「インターネットのおかげで、良い社会に変化しようとしている」というのをひしひしと感じるニュースでした。
まぁ私は、産経新聞の報道姿勢に関してはある程度信頼をおいているので、今回の件は単純に「思慮不足・配慮不足」だったのかなぁと思っています