出典:「有楽町線・副都心線に新型車両17000系を導入します 」- 東京メトロプレスリリース
東京メトロは11月11日、有楽町線・副都心線向けに新型車両17000系を投入する事を発表しました。
東京地下鉄株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:山村 明義、以下「東京メトロ」)は、約45年にわたり活躍している有楽町・副都心線7000系に代わる新型車両17000系を導入します。本車両は、副都心線開業15周年、有楽町線開業50周年に向け、2020年度中に営業を開始し、2022年度までに全21編成180両を導入する予定です。
新型車両17000系は、より親しみを感じていただけるよう、従来の7000系や10000系を連想させるような丸型のヘッドライトを採用するとともに、車内空間を有楽町線・副都心線のラインカラーの色彩に同調させたスタイリッシュなデザインとなっています。
出典:東京メトロプレスリリース
14年ぶりの新形式
同線への車両の投入は2006年に10000系の投入以来、14年ぶりになります。
東京オリンピックが開催される2020年度(但し下半期なので開催期間に間に合うかは微妙)に10両編成1編成がまず投入予定で、2022年度までに10両編成を6本、8両編成を15本投入するとのこと。
7000/10000系をイメージしたデザイン
出典:「有楽町線・副都心線に新型車両17000系を導入します 」- 東京メトロプレスリリース
外装は7000系、および10000系をイメージした、丸形のヘッドライトを採用。
出典:「有楽町線・副都心線に新型車両17000系を導入します 」- 東京メトロプレスリリース
車内は有楽町線・副都心線をイメージした色調にあわせたものとしています。また、昨今のトレンドでもある、ホームドアと車両床面との差を少なくしたデザイン(1200mm→1140mm)など、よりバリアフリー面も意識した車両となりました。
7000系を全廃か
代替予定となっている7000系は全21編成で、新造予定の編成とぴったり合いますね。
スタイルこそ古いものの、最新鋭では1989年に投入された編成がいるなど、大阪メトロ10系のような立ち位置の車両となっています。
今回はその7000系取り替え用とのことですが、いよいよ最後の時が近づいてきています。