sosekiさんのStyle-Train Graphics-というサイトをご存知でしょうか。
このサイトは、ありそうで意外となかった鉄道車両の車内をビジュアルで紹介していく鉄道ファンサイトです。
確かに、外観撮影と違って内装の撮影はコストがかかるので、あまりしっかりとやられているサイトさんはないんですよね。
そんなsosekiさんに影響されて、今日は私も車内の写真をここで纏めてみようと思います。
以前撮影した阪堺電気軌道モ161形の写真があるので、まずはモ161形をご紹介します。
レトロで優雅で上品
阪堺電気軌道モ161形は、昭和3年に登場した御堂筋線よりも更に古い電車です。
164号車は元々170号車として運用されていた車輌です。
車内に入ってみましょう…。扉は2枚式の両開きタイプです。
車内の様子。円弧を描いて優雅な高い屋根や曲線美のある座席袖など、レトロですが上品な車内です
先程も書きましたが、乗車扉は両開き式。両空きには真鍮製(?)の手すりがついています。
「神戸 川崎車輌會社 昭和参年」との表記があります。
こういう部分にも装飾が。機能的には特に何もありませんが、車内の意匠として実に優美。
運転台。真ん中にあるのは増設されたワンマン用操作盤です。
現在、モ161型は4両(161・162・164・166)が在籍。新車1101形の導入で廃車になるかと思いきや、352形がその対象となったので当面は大丈夫そうですね。
ただ、冷房がついていない(つけられない)ので、運用は夏季を除く日になります。
近年は暑さが激しさを増していることから、運用出来るのは実質11~4月頃までと非常に限られた期間となります。
関連リンク
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