朝日新聞社は自社記事内において、「西日本鉄道は有料座席車両を天神大牟田線にて2022年3月末までに導入する」とリークしました(公式発表はまだありませんが、西鉄社長にインタビューをしている点からほぼ確実と思われます)
福岡市中心部~久留米駅まではノンストップで、その先は特急停車駅と同様の停車パターンとなるとしています。
料金は300~500円を想定、専用列車を仕立てるか京阪のように1両のみを座席指定車にするかはまだ未定のようです。
3000形が担当?
車両は「既存のものを使う」としていることから、おそらく、クロスシートタイプで普段特急運用に充当されている3000形が担当するものと思われます。
ここ数年では、泉北高速鉄道「泉北ライナー」の成功を皮切りに、京阪「プレミアムカー」・京王「京王ライナー」など、各社で進む有料座席車両。
付加価値として運賃とは別途に料金を徴収出来ることから、人口減に悩む鉄道各社で追従の動きが広まっています。
近年の通勤型ライナー列車
東武 TJライナー 2008年
泉北高速鉄道 泉北ライナー 2015年12月
S-TRAIN 2017年3月
京阪プレミアムカー 2017年8月
京王ライナー 2018年2月
東急 Qシート 2018年12月
従来運転していたもの
近鉄特急
小田急ロマンスカー(特にEXE)
京急ウィング号…など