卒論や本を書く時に使える、実はあまり教えたくない「調べる場所」

情報社会の進展で、平成初期以前と比較するとかなりの情報ソースが増えました。インターネット社会だからこそ、有益な情報を自分で獲りに行く必要があります。

ここではいつも私が利用している調べる場所を、いつも閲覧して頂いている皆さんに感謝を込めて、こっそりと(この記事は、ソーシャルで流しません笑)書いておこうと思います。

卒論や本格的に調べ物をしたり、本を書く時に…是非活用してみてくださいね。

 

図書館

まずは基本の図書館

図書館の機能が貸本だけと思ったら大間違い。最近の話から明治・大正・昭和に至るまでの史料調査には欠かせません。

図書館には

・本、文献
・周年史
・通常莫大な費用がかかる過去の新聞記事を、無料で検索できるPC
・図書館でしか見れない、国立国会図書館のデジタルコンテンツ
・その図書館でしか保有していない文献集(例:大阪市都市工学情報)

などが揃っています。

また、後述するデータベースから複写を依頼することも出来ます。

 

市役所に情報公開

最近の出来事であるならば、市役所に情報公開請求をかけるのがマストでしょう。

情報公開請求の仕方はまちまちで、FAXでもOK(大阪市・神戸市)のところやweb登録が必須(堺市)なところ、郵送でしか受け付けないところ(京都市)など様々です。

また、居住地では手数料がかかからなくとも、遠隔地では市税で運営されていることもあって費用負担が必要なところも出てきます。

市は案外保存している資料がまちまちで、大阪市は比較的多数保存していますが、堺市はあまり見つかりませんでした。市にない場合は、より広域(大阪府や兵庫県など)の団体に公開請求をかけると見つかる場合があります。

 

 

公文書館

最近では公文書館という施設を作る行政団体が増えました。大阪市はかなり進んでいて多数の所蔵資料があり、また大阪府としても公文書館が存在します。

神戸市や京都市にもあるようですがあまり規模は大きくなく、堺市にいたってはそもそも公文書館という存在すらありません。

大阪市の場合は資料が膨大なことから、請求から閲覧までに時間がかかります。これは個人情報の保護や目録作成が閲覧申請されて初めて行われることが理由です。

 

国立国会図書館(京都/東京)

国立国会図書館は国が運営する図書館です。最近では関西にも開館してかなり行きやすくなりました。ここでは日本中の書物という書物、文献という文献を見ることが出来ます。(ただし年齢制限があります)

関西は京都の精華町にあります。学研奈良登美ヶ丘駅からバスで15分程度の場所です。

 

 

各種データベース

J-GLOBAL

工学・科学関係の論文が揃う、科学技術振興機構が運営する論文検索サイト。鉄道では主に車両やホームドア装置、発車メロディの解説に至るまでの技術的な史料が豊富に揃っています。

 

J-STAGE

J-GLOBALと同様に科学技術振興機構が運営する論文検索サイト。

 

CiNii

読みは「サイニー」。こちらも論文を検索できるサイト。大学生が研究によく使う印象です。

 

朝日新聞 聞蔵

1879年からの朝日新聞を縦断検索できるサイト。ただし東京版のみです。

個人で契約しようと思うとかなりの金額がかかりますが、図書館だとこれらが無料で利用できます!最高!!

 

日経テレコン

朝日新聞と同じく新聞のデータベース。日経だけあって経済にものすごく強いのが特徴。新聞のデータベースはこの他にも読売新聞などがありますが、ぶっちゃけ朝日・日経があれば殆ど事足ります。

 

 

 

市会図書室

私も一度しか利用したことがないですが、議事録の資料を見る場合は市会図書室というところに行く必要があります。大阪市の場合は淀屋橋の大阪市役所内にあります。

通常市会(市議会)の議事録はWebでも見れますが、添付資料についてはWebにアップされていないため、実際に足を運んで確認します。

当サイトでは今里筋線の延伸需要予測を参照しに出向きました。

【調査研究】今里筋線は何故上新庄に延伸しなかったのか?

 

裁判所

訴訟に関する資料を調べる際は裁判所に行く必要があります。大阪市の場合は天満に大阪地方裁判所・高等裁判所があります。

写真撮影や複写はNGと結構厳しい条件ですが、PCやメモなどでの写しはOKのようです。また、閲覧に際しては少額の手数料を収入印紙で支払う必要がありますが、裁判所には郵便局も併設されているので割と簡単です。

当サイトでは女性専用車両に関する訴訟の調べ物をする際に訪れました。

【メモ】女性専用車両の法的判例「鉄道営業法34条2号」に関する備忘録

 

 

日本の古本屋

古本屋さんに所蔵されている古書が検索できるサイト。稀にかなりのお宝が発掘されることもあり、要注目です。私も通常は関係者にしか配られていないであろう「北大阪急行50年史」を、このサイトから通じて購入できました。

https://www.kosho.or.jp/

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ABOUTこの記事をかいた人

大阪メトロのファンサイト「Osaka-Subway.com」や「鉄道ファンのクレジットカードのりば」などを運営。この「いまどきの鉄道サイトの作り方」は、私207の個人ブログとして開設・運営しています。