原爆を受けても黒字だった広島電鉄、コロナで史上初の赤字計上

原爆を受けても黒字だった広島電鉄、コロナで史上初の赤字計上

2020年11月11日に、広島電鉄は2020年度の中間決算(4~9月までの収支)を発表しています。

他社鉄道企業と同じく赤字(▲32億8200万円)だったのですが、地元通信社「RCC 中国放送」によるとなんと広島電鉄が赤字を出すのは1942年の創業以来初めてのことだというのです。

 

広島電鉄によりますと、ことし4月から9月末までの連結の中間決算は、売り上げが125億4800万円で、前の年より46億円の減。率にして26.6%も落ち込み、連結で発表を始めた2000年以降で過去最低となりました。  一方、本業のもうけを示す営業利益は、1942年の創業以降で初めての赤字32億8200万円を計上しました。

出典:新型コロナ 広島電鉄 乗客減で営業利益は赤字 創業以来初めて
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4453ca79e0b7f5ad371e1b52aab5e84f4aacf0f

 

 

つまり戦争や原爆などでボロボロだった1945年や、それ以後の戦後復興期も一貫して黒字運営だったことになります。

おそるべし、広島電鉄。

 

 

尚現在の広島電鉄ですが、会社としては1942年創業と比較的近代です。

が、これは広島ガスから分離独立した年がこの年だったことが理由で、実際には1910年には電車が走っています。

 

 

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